enjoy eat !
- お米は冷蔵庫で!
低温かつ適度な湿度での保管が望ましいので、
家庭では冷蔵庫保管をお奨めします。
(ニオイが強いものの近くはさけてください)
- ハカリでキッチリ量りましょう!
品種によってお米の大きさ・乾燥状態・水分量も違うので、
カップだと多少誤差が生じます。
1合≒150gに量ることをお奨めします。
- 是非いい水を!
お米と水だけのシンプルな料理が「ごはん」です。
日本のお米に相性のいい軟水かつpH値9くらいの、
雑味がない水をお奨めします。
- 愛情込めて優しく!
米についたヌカをとりつつ、デンプン質を流し出さないようにします。
最初に研ぐ水でお米はかなり吸水します。
最初に研ぐ水は是非いい水で!
軽く研いですぐ水を切り、2〜3回研いでは水切りを繰り返します。
お米をできるだけ傷つけないように、
ザルでの研ぎは避けた方がいいでしょう。
水切り程度にザルを使うのは大丈夫です。
あくまでも優しく丁寧に素早く!
- 品種や炊飯器具によって微調整を!
一般的に新米は水少なめで、
収穫から時間が経過したお米は少し水を多めにします。
電気炊飯器は、流通量が多い品種・コシヒカリ系を想定して
炊飯目盛を設定しているといわれていますので、
粘りが少ないササニシキやササシグレ*は若干水分量を増やした方が、
美味しく炊き上がると思います。
土鍋の場合は火力が強いので、水が少し多めでも
鍋が上手に炊き上げてくれます。
ただ、水少なめは固くなってしまうので、そこだけ留意してください。
- ここもポイントです!
夏場で冷水であれば30分、常温であればそれより少し短め。
冬場であれば1時間前後がいいでしょう。
自然栽培米は、通常より10〜15分程度プラスして浸水すると
お米本来の味がでると思います。
ごはんが硬いほうが好きな方は浸水時間を少し短め。
ふっくら柔らかいほうが好きな方は少しだけ長めに浸水してみてください。
- お米の香りも味わおう!
炊き上がって数分蒸らしたらやけどに注意し、
お米の香りを楽しんでみてください。
お米と水にこだわった結果、
いい香りが美味しいごはんへと導いてくれます。
- 贅沢を味わおう!
かき混ぜる前に炊飯器や土鍋の中心部にあるごはんで、
少量味見してみてください。
アツアツでお米が立っているごはんは、
普段食べているごはんと一番違いが分かる瞬間です。
そのあと、ふっくらと空気を入れ、余計な水分を飛ばし、
ほっこりと、ごはんを茶碗に盛ります。
自分の好きな大きさや色や形の茶碗だと、
さらに美味しさが増すでしょう!
- 色々と試してみよう!
夏場のお米で少し食味や香りが落ちたら、
ちょっとだけ日本酒を入れて香りを復活させたり、
ツヤを出したい時ははちみつを少しだけたらしてみたり、
塩を一つまみ入れて沸点を上げてみたり、
真夏には氷を1〜2個入れてシャキッと炊いてみたり、
いろいろとお試しください。
好みが見つかるかもしれません。
※日本酒を入れる際は.....、
生産地と同じお酒と組み合わせると相性がいいです。
(宮城産のお米には宮城のお酒で!入れ過ぎにはご注意を!)
- 品種を混ぜてみよう!
例えば、ササニシキとひとめぼれを1:1の割合で混ぜて炊いてみたり、
ササシグレとササニシキを混ぜて「父子ごはん」にしてみたり。
それぞれの品種がしっかりしているので、
お好みで高品質ブレンドをお楽しみください。